四季一筆

徒然に。

謹賀新年 2020

令和二年。

新しい元号になり、その最初の正月ということで、一年半ぶりにポストしてみる。いや、理由なんて何でもいいんだけど、何にでも意味を見出せるのがヒトの優れたところ、スゴイところなんだろうと思う。そのスゴイ能力は誰もが持っていて、「それを使いなさいよ、もったいないよ」とか押し売りするつもりはない。使いたいから使う。

こんな具合に、その時の状況を無理やり変えようというのではなくて、波が来たのを感じたから乗ってみたというような態度は、宿命論的な考え方を基本にしているのかなぁ、と自分自身では思うのだけど、人間の努力でそれを変えられないのだとしても、予めそれが分かっているわけではないから、宿命論て、実は無意味なのかな。

どちらかというと仏教の因果応報のような立ち位置で行きたいと思う。が、自分の考え方を変えるだけで三千世界の未来が変わるとかの並行世界論的なものではなくて、「殺活自在」(せっかつじざい)のような、いや、もっと卑俗な、その場その場で考え方を柔軟に運用することで何とかなるんじゃないか、という立場なんだと思う。場合によっては運用が「止揚」かもしれないけど。

他人に言わせれば「それってつまり、『こうもり』じゃん」ということなのかな。

良い意味での「こうもり」でいきましょう。