四季一筆

徒然に。

睦月十八日、部屋に籠もる

年末から抱えている仕事を仕上げるために、きょうは一日部屋にこもっていた。つけっぱなしのラジオからは、暖かいだの春の陽気だの聞こえてくるけど、締め切った部屋の中では、いつもどおりに暖房と空気清浄機と。
 
ふと気づくと午後2時を過ぎていて、いけないいけない、そそくさと冷蔵庫の中にあった残り物で昼ご飯をでっち上げて食べた。息子が帰ってくるまでに、まだ1時間くらいあるので、食べたあとの洗い物は後回しにして、もうひと踏ん張り。
 
◇ ◇
 
トイレに行くとき廊下の入口の床、板張りが何となく足の裏に湿気って感じたので、アメダスのデータを見ると南南西の風。空は曇って暗い。海からの湿気を呼び込んでいるのだろうと思い、加湿器を止める。
 
◇ ◇
 
途中、学校から帰ってきた息子に付き合って小一時間すごしたけど、息子が塾に出かけたあとは再びアクセルを回して、何とか5時過ぎには仕事にひと段落つけることができた。コメを研いでいると、ラジオの気象予報士は、来週の半ばにかけて寒さがどんどん厳しくなり、月曜日には南岸低気圧が通過するから雨とか雪とか言っている。
 
ベランダに置いてある、夏のうちに買っておいた融雪剤の袋を思い出した。そして、明日明後日は大寒じゃないか、と気づいた。右手のアカギレに水がしみる。