如月二十七日、裏目に出る
大手通販Aで注文を確定しようとしたら、クレジットカードの確認をしてくださいのような画面が出た。画面上部には A社と提携しているクレジットカードを新たに契約すれば幾らか報奨金のようなものがもらえますよ、のような文言。
そのときパソコンで購入手続きをしようとしていたのだが、面倒くさくなったのでサクッと [Option]+[Command]+[W] でブラウザを全閉じして、手元にあったスマホでサクッと決済完了。
この手のウザさがキライだ。
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ウザいといえば、ウェブで殆どの事ができるようになったのは便利なんだけど、やたらにスクリプトが貼り込んであって、広告やら人気記事のおすすめやら、最新のランキングやら、いろんなものが逐次に表示されるので画面が鬱陶しくていけない。
時には、サイトからの通知を許可しますかとか、この先には不愉快になる内容があるかもしれませんとか、無料会員になれば先が読めますとか、もぉ〜、ほんとにどうでもいいようなものがたくさん盛り込んでって、いいよ、どうでも、見るのやめたっ、と。
オレ、実のところ、そんなに見たいわけじゃないヨ、と。もっとマシなことに時間使おう、と。
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ウェブサイトを作っている方としては、メトリクスのご託宣の通りにリファクタリングとかリニューアルとかやっているんだろうけど、ページに期待してやって来ているであろうユーザの心理状態まで思いが至らないので、どうしようもないウェブページに仕上がってしまっている。それは弱小サイトだろうが大手の老舗サイトだろうが関係ない。
広告営業部門が頑張って獲得してきた広告だから、枠をフルに使ってアピールしたいのは分かる。かつて月間1億pvのサイトのメトリクスとかやってから、その辺の事情はわかるけど、とにかく使いにくいから、こちらとしてはサクッとスクリプトを殺したり、鬱陶しいブロック要素を hideにしたりしてスルーするわけだ。hosts書き換えて、最初から広告サーバを無効にしておくとか。(広告ブロッカーは使わない)
個人でブログやってる人も、自分が貼り込んでいる広告スクリプトが、どれくらい自分自身の足を引っ張っているのか、冷静になって考えてみたほうがいいかもね。
モタモタとスクリプトが動いてブロック要素の高さがガクガクと変わりながらウェブページが表示されていく、で、待たされた挙句がどうしようもない広告枠だなんて、全然カッコよくないじゃん。SNSのボタンも同じなんだけどサ。あれもイケてない。儲けようとして裏目に出ているかも。