四季一筆

徒然に。

睦月二十二日、降り積もる

日中の早い時間からニュースで「早く帰れ、早く帰れ」と言われて、みんなが早めに仕事を切り上げて帰ろうとしたもんだから、鉄道なんか大混雑だったらしいのもニュースでやっていたらしいけど。早めの帰宅ラッシュで大混雑の駅の絵が欲しくて焚き付けたわけじゃないだろうけど。
 
普段より10分早く終業して帰ってきたカミサンは、特に遅くなるということもなかったが、地下鉄は大変な混雑だったらしい。職場のある駅から乗って、次の駅で電車に乗り切れない人がいたとか何とか。
 
それよりも、明日の積雪の道を登校する息子の靴をどうするか悩むところだ。午後には体育があるそうで、朝にスノーブーツで登校させても、雪が融けていれば午後の体育には運動靴が必要だろう。本人は、スニーカーで登校したいと言っているけど、積雪20センチをスニーカーで登校させるわけにはいかない。
 
◇ ◇
 
日中の降り始めに“不要不急ではない”用事で出かけようとしたら、既に地面が白くなりかけていたので、こういうときに使わなきゃね、と、カミックのブーツを冬のコンテナから取り出して履いて出かけた。冬の富良野に行くために買ったのが、東京で役立つ。
 
雪降るなか、学校から戻った息子は、近所の子が表の道路で雪遊びをしているのが羨ましくて外遊びに行きたいというので、その格好じゃだめだ、と厳冬装備に素早く換装。こちらはワールドウォーカーのスノーシューズにスキー用の手袋、イヤーマフ、つば付きのキャップ、そして暖パン。しばらく遊んで、あ〜面白かった、と雪だらけになって戻ってきた。納得したらしい。
 
子どもは足がすぐに大きくなるので、こういうときにどんどん履かせないと勿体無い。
 
◇ ◇
 
それにしても、北海道用の装備があってよかった、取り敢えずこれなら、どんな雪が降っても大丈夫だし、と言ったらカミサンが、
「でも、東京自体が麻痺してちゃだめでしょ。いくら靴とかコートとかあっても」
 
ふふ。だから会社やめたんじゃん。