四季一筆

徒然に。

正月九日、始業式

6時半に起きて神棚の水を換え、仏壇にお茶と水と線香、息子の朝食を準備して、起こして、寝床を片づけたり今年最初の資源ゴミを捨てたり。年末年始の2週間分のゴミが出されるはずで、早く出さないと集積所が一杯になるから、今朝は早めに出した。
ゴミ出しに玄関を出ると、空はまだらに曇っていたけど、昼前にはきれいに晴れてしまった。

息子は三学期の始業式。上履きや道具箱や防災ずきんや冬休みの宿題の書き初めなどの大荷物を、巨大なトートバッグに詰め込んでいる。重いねと声をかけると、
「重くない。かさばるだけ」
とむっとした様子。運動靴をはいて出発。閉まりかけた扉の向こうでひとこと、
「おもい……」

 ◇ ◇

新年最初のNHKラジオの「すっぴん」を聴きながら(ユージか……)朝食の皿を洗い、きのうは部屋の片づけで洗濯できなかったので、今朝は2日分の洗濯。1日目分を回し、新聞のテレビ欄をチェック。今日の見たい番組を選定したところ、10時間以上になった。これ、どうやって消化すればいいんだろう。倍速再生でも7時間くらいかかりそう。結局、見ないで捨てることになるのかな。そもそもテレビを見る時間なんてゼロなんだから。でも、見るように努力した方がいいのかな。

机に向かっていると、外では正午に向けて日射しが高く移ろっていく。季節は春に向かうのだが、その前に厳寒の2月が控えている。この冬あたりから、お友達の家族とのスキー旅行は無理なのかな。
他の季節に、息子とカミさんと三人で旅行に行って、いろんなものを見てみようと思う。小学校5年生は、そんな旅行の最終案内か。五月の田植えの体験とか、そういうのも出来るといいのかな。

 ◇ ◇

他の内閣よりマシに思えるから支持、でも人柄が信用できないから不支持。正直な答えなんだろう。私の感じている皮膚感覚にも近いし。現内閣の支持不支持についてのNHKの調査結果だ。
人手不足で会社が倒産していると聞くけど、政界も人手不足で、消去法でしか選択できない時代なわけだ。与党も野党も、それぞれの文脈が国民を愚弄している。今は昔、英傑の時代があった。ああ、でもそれは「人材」か。「人手」とは違うよね。人材不足なのか、人手不足なのか。まあ、あの程度なら人手なのかも。

それにしても野菜が高い。ちまちまとしたキャベツが一個400円もして、もう、なめてんのか、ゴらぁ的な。アベノミクスが成功しつつあるのだろう(皮肉だからね)。普通だったら買わないけど、どうしてもとなると消去法で買うことになるのだろう。でも、もうちょっと粘ってみようと思う。
仕方ないので、もやし、キノコ、大根以外の根物のようなもので何とかしないと。葉物野菜は総じて高くて手が出ない。カット野菜で一時しのぎするばかりだ(結局高くつくんだけど)。野菜は調理法とか何とか工夫することで、自分なりにどうにかできるけど、政治だけはどうしようもない。工夫したところで煮ても焼いても、食えないものは食えない。
あとは冷凍野菜かな。あれ、美味しくないんだよ。