四季一筆

徒然に。

2018-02-16から1日間の記事一覧

如月十六日、影に驚く

ある日、台所で流しに向かっていると、視界の端が暗くなった。一瞬のことで、外の明るさを反映している食堂の壁に、外の影が通り過ぎたらしい。小型の飛行機かヘリかと思ったが、音はしなかった。 ◇ ◇ 冬になると太陽高度が低くなり、窓から陽光が射し込む。…